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「アニメのダメ制作はこう言った」 

どうも。最近自分が嫉妬深いと再確認した制作の入江です。
タイトルにある「アニメのダメ制作はこう言った」という本が出ていると知人に聞きました。
ネットで調べたところ9月に新風舎から発売されていたようです。
著者は元アニメ制作進行のようです。
職業の実態を題材にした本て意外と面白いので、いつかは出るかなと思っていたものの、さすがに世間的に興味をもたれそうに無いので商業的には出版されないんだろうと思ってましたが・・・売れてるんでしょうか?
何が書かれているのか興味はありますが、買うのは悔しいなw
誰か身近で持ってないかな・・・

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現場の熱 

制作の入江です。
先日部屋の掃除をしていたら昔の手帳が出てきました。
ちょうどこの仕事に就いた時の手帳です。
2003年のものです。
気付けば5年目に突入ですか、俺。
この業界に入る前はVシネマの現場にいたりしました。
いわゆる助監督です。サードというカチンコ叩いたりする一番下っ端でした。
アニメ業界に入って色々と驚かされること多かったです。
一番最初に驚いたのがスケジュールに対するルーズさ。
これは驚きました。実写だと一日に撮りきるカットは決まっていました。
私のいた現場が小さかったというのもあり、予算とスケジュールって意味ではかなりカツカツだったからかもしれませんが、現場はいつも緊張感で皆走り回っていました。
始発から終電まで作業をし、さらにペーペーは翌日の撮影の為の準備をし最後に帰り、そして翌日は誰よりも先に集合場所に待機。新宿スバル前とか。
それが二ヶ月近くという事もありました。その間休みは1日か2日、ペーペーは休みなし。
でも最後のクランクアップは感動でしたね、最後のカットをチェックしてOKが出た瞬間の喜び、やりきった感動、そして現場スタッフ全員がお疲れ様でしたと挨拶をし、制作さんが缶ビールを配り、撮影中は怖かった先輩も笑顔。
今思うとギャラティは今より少なかったですが、撮影現場がある期間は仕事と睡眠のみでお金を使わない。食費はロケ弁があるので使いませんから、家賃と交通費と光熱費だけで他はまるまる手元に残るんですよね。
でもそこに自分が今いないということは・・・ということですね。
自分の理想とする現場を一日でも早く作れるよう頑張りますです。

アナザープッシュピンプランニングです 

ホワイトボードに「日曜、起きたらIN」と書きました、野村あです。
先日よそ様の会社でAPPPのことをATTPとメモってあるのを目撃しました。
電話じゃ聞き取りにくいみたいですね。
ACGTさんですか、ならまだしも、APGTさんですか、とかATTTさんですか、とか聞きなおされます。カツゼツ悪くてすみません。
「APPですって電話に出るけど…」とも言われます。社内の人間もPを3回言うのを面倒くさがるときがあるのです。
さらに、元請けで制作した作品のクレジットが「A.P.P.P」となっているのを見かけます。最後のピリオドがないバージョンです。
カット袋のロゴはA.P.P.P.になってます。
クレジットなら間違えてるだけかと思いきや、古いレイアウト用紙で、ロゴっぽいのに「APP」三文字のものを見かけます。これは一番の謎です。
アバウトな会社ですね。